Twitterを医療で使う10の利点

Twitterは140文字、または短い動画を簡単に発信することができるソーシャルメディアです。日本のユーザー数は約2000万人とされており、厚生労働省もアカウント名?@MHLWitter 、ユーザーとして登録しています。

その他では、東京都病院経営本部 東大病院放射線治療チーム 石巻赤十字病院 亀田総合病院 飯塚病院 日本病院会 などのアカウントがあります。

2年ほど前にソーシャルメディアやTwitterの使い方を知らない人が、誤った投稿をしてニュースで報じられるようなことがありました。そのため、いまだに多くの人がTwitterを含むソーシャルメディアは無駄な情報を発信しているインターネットと考えている人が医療業界では多いです。

しかし一方で総務省の平成23年版 情報通信白書で東日本大震災における情報通信の状況のなかでTwitter等の検討を行い、その有用性を認識して「総務省公式SNS(Twitter及びFacebook)運用方針」を発表しました。総務省消防庁も災害時の情報発信にTwitterを導入しています。

実際ソーシャルメディアのユーザー数は6000万人との調査結果がありますが若い世代の利用率は増加していますので総ユーザー数はメール以上に利用されることが推測されます。このような状況下でも医療機関でソーシャルメディアを活用している施設は限られています。

それも正しいソーシャルメディアのリテラシーを持つことで、個人情報や自分の趣味についてどのように扱ったらよいかがわかります。普通の生活と同じようにルールと仕組みを守っていれば「炎上」などというトラブルに巻き込まれることはありません。さらに病院など組織として利用する場合は個人とは全く異なった視点で運用します。医療関係以外の企業では広報・宣伝にソーシャルメディアやTwitterを利用することに多くの時間を費やしています。また医療業界においても弊社の経験では過去3年以上はトラブルも無く運用しています。

少しソーシャルメディアの負の側面の説明に時間を割いてしまいましたが、それでも多くの企業団体はソーシャルメディアや Twitterの力を認識していることは間違いがありません。

Mayo Clinic(米国)では長年Twitterを病院広報・宣伝のみならず職員間の情報共有、他の医療機関との情報共有のツールとして使っています。今日では職員にTwitterの業務における利用方法について教育までしています。

そのメイヨークリニック(Mayo Clinic)がなぜTwitterをコミュニケーション ツールとして使うのか、その理由は下記のような10の利点があります。

  1. Twitterは公式ホームページ同様にオウンドメディアのチャンネルのひとつとして、患者、職員、医療機関、ステークホルダーと情報共有やコミュニケーションができるツールです。
  2. Twitter上ではすべての人が平等です(もちろん相手に対する敬意や共感が必要です)。
  3. 重大なニュース報道が初めにTwitterから発信されることがしばしば起こります。例えば震災や暴動、地域の事故、火災など医療機関に関係する重大なニュースなどがTwitterから発信されたことがあります。医療ではインフルエンザ季節になって、患者数の増加が公式機関からの発表よりも早くその兆候が分析されて発表されたこともあります。
  4. ニューズメディアがTwitterを使っているので、メディアと結びつくには便利なツールです。
  5. メディアはTwitterを使ってニュースのネタを探しており、Twitterは企業や団体の新製品開発や独創的なニュースを探すのに便利なツールとして認識されています。
  6. 病院や医療関連団体はTwitterと適正なトピックについての意見で、オピニオンリーダーとしての地位を得ることができます。
  7. 発信するだけでなく、Twitter上の投稿を見ることで他の事業者や団体がやっていることや主張していることをモニターすることができます。
  8. 自分の事業所や組織で何が起きているかがわかります。
  9. Twitterを使っている患者やステークホルダーとの関係が強くなります。
  10. 震災等で地域の携帯電話の音声通信が不通に陥ってもTwitterは運用できます。(ただしデータ通信のインフラがあるという前提です)

ソーシャルメディアはその機能もさることながら、文化的な背景の「公正」「透明」ということを理解しないと利用方法を知っていても、活用できないことがしばしばあります。すなわちTwitterは単なる通信機能ではないということです。

Twitterを本気で使うにはオープンな環境で一定の枠組みの中で関係者が共有し、ともに成長する基本の考え方が必要です。例え同業者でも互いに切磋琢磨できるのであれば、知識や経験を共有していくというものです。例えていうと医学会や研究会の活動に患者やステークホルダーが加わった状況と似ていると言えます。

ソーシャル・メディアについて過去の事件があり、それがそのまま継続していると思っている医療関係者が多く、このことが利用を妨げていると考えています。今日の状況をもっと認識していく必要があります。

ソーシャル・メディアといっても特別なルールがあるわけではなく、日常の生活同様に言葉使い、人に聞かれてまずいことは投稿すべきではありません。日常と同じように患者や同僚に敬意を持って利用することが必要です。また、現在はシステムでこのような投稿をチェックできます。さらに個人が使うソーシャル・メディアとビジネスで使うソーシャル・メディアでは発信内容が大きく異なります。

Twitterの一般的な活用法は下記にありますのでご利用下さい。

https://support.twitter.com/categories/281#

●最後まで読んでいただき有難うございました。次回はどのようにTwitterを使うかその例を挙げてみようと思います。ご意見などお聞かせいただければ幸いです。

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病院広報 ㈱日本医療ソリューションズ

電話 0120-54-0143

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