病院広報にソーシャルメディアを活用

病院、医療機関でFacebookやTwitterを広報PRに活用するようになりました。その状況と活用方法についてまとめました。

病院の広報や宣伝について意見や認識の違いがあるなかで、医療機関でも一般企業のようにソーシャルメディアを広報に利用するようになりました。

日本におけるソーシャルメディアとスマートフォンの利用率は増加の一途をたどり、総務省の平成26年調査では実に74%のユーザーが何らかのソーシャルメディアを利用しています。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000357570.pdf

病院(国内)のFacebook利用状況

医療機関における利用はまだ少なく、運用のノウハウの蓄積中の状態です。主なサイトは下記の病院があります。(非公式ページは除いてあります)

 米国病院のFacebook利用状況

活用方法の例

日本ではまだお知らせ、研修医募集やイベントの写真など投稿することがほとんどですが、米国では下記の目的で運用をしています。

  1. 患者または地域住民とのコミュニケーション(各種情報提供等含む)
  2. 看護師、医師の募集
  3. 外国人患者への情報提供・PRとコミュニケーション
  4. 患者サービス(各患者の状況に合わせたコンサルティングなど)
  5. 患者会の運営(会員制)
  6. 健康啓発
  7. 患者教育
  8. 経営理念の浸透およびマーケティング
  9. 医療関係者間の情報共有
  10. 広報・広聴(患者・消費者の意見に傾聴)

ソーシャルメディアの利用目的(総務省情報通信白書平成23年)

少し古いデータですが、この時点で「自分や家族・親戚の健康上の不安・問題が解消した(17%)との調査です。どのようにホームページとソーシャルメディアを使い分けているかは記述されておりませんが、ホームページよりも友人のように身近な人からの情報を得て、不安や問題点を解消しているように思われます。

ソーシャルメディアと医療

ソーシャルメディアの利用法

医療関係者にとっては分からないことは医師や看護師に聞けば素人に聞かなくてもいいと考えますが、患者によっては質問することを躊躇したり、遠慮したりします。また全体の内容が理解できない、あるいは予想に反した悪い結果の時には状況を理解するよりも患者自身の今後のことを考えているので頭に入っていないことがあります。

患者は論理的な情報だけでは不安は解消せず、友人のように自分の年齢、家族、経済的なことを理解している人のアドバイスや情報には耳を傾ける傾向があり、その情報によって不安が解消することがあります。

従ってソーシャルメディアを医療機関が利用しようとする場合は、患者や対象となる住民がどのように考えるかを知ったうえで(例:ペイシェント・ジャーニー参照)、対象に向けて情報発信をすることが必要です。

活用の障壁

日本でFacebookやTwitter、Youtubeなどソーシャルメディアを導入するときの障壁は次のことがありますので事前の対策が必要です。

  1. ソーシャルメディア運用上の目標、設定メディアの選定と戦略策定
  2. 全職員とのコミュニケーションおよび情報発信に関する啓発
  3. 運用を継続する仕組みづくり(PDCAと情報共有)
  4. ホームページとは異なるコンテンツ作成
  5. 担当者の育成と管理職のソーシャル・メディアの理解
  6. ソーシャルメディアガイドライン設定

注意:SNSとソーシャルメディアとは意味が異なります(SNSはFacebokやTwitterなどでのネットワーキングのことです。Youtubeはソーシャルメディアになり、発信するメディアという意味でネットワーキングとは異なります。SNSはソーシャルメディアの一部となります。ソーシャルメディアと言う言い方は、メディアとしてのコミュニケーション機能ということになります。

参考:

 

●㈱日本医療ソリューションズについて

弊社は医療機関におけるソーシャルメディアの運用支援をしております。

各医療機関の目的に合わせて、各種の課題について過去の知見から最適な運用を構築いたします。特に日本国内はもとよりMayo Clinicやオーストラリア私立病院協会の運用例(ベストプラクティス)を参考に最新の技術と運用を提案致します。

リスク管理については長年の経験から予防的対策ができますので堅実な運用が望めます。医療機関のソーシャルメディア運用についてのご相談は下記までご連絡下さい。

㈱日本医療ソリューションズ

電話:0120-54-0143

〒141-0011 東京都品川区西五反田1-32-2 五反田文化会館

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