病院広報のツール(メディア)選択の種類が豊富になり、広報戦略に適合したメディアでより広範囲に、また該当する患者へ直接的にコミュニケーションが可能になりました。
広報に使われるメディアはパンフレットとホームページが一般的ですが、最近はスマートフォンの普及やインターネット技術の進化でソーシャルメディアや動画などデジタルメディアが加わり、活用できるツールが増加しインターネットの活用の幅が拡がりました。
なぜ今デジタル・メディアなのか
現在は患者本人にスマートフォンを通じて直接にアクセスできるようになり、従来のメールよりもビジュアルで速く、電話よりも簡便に患者本人に情報を届けることができるようになりました。中でもソーシャルメディアや動画サイトはより分かりやすく病気に関する情報や新しい治療方法などを伝えることができます。
ご存知のように、ホームページやパンフレット等はそのまま使っても、患者や住民の目に触れる可能性は極めて低いのですがデジタル・メディア(PC上で作成されるコンテンツ等)と組み合わせることで、患者・住民に情報が届き、受療行動などアクションを起こす可能性を大幅に引き上げることができます。
新型コロナウィルス禍では患者に従来のような医療サービス(来院や面会時の対応など)を提供することは従来に増して最適な患者体験の実現が困難になっています。患者との接点で適切な情報提供や健康啓蒙を行う仕組みが求められています。【更新日2020.8.13】
さらにデジタルメディアは医療情報のみならず、医療提供の背景、ストーリーや自院の経営方針など印刷物などに比較して共感できるコンテクスト(文脈)を写真や動画などを追加して作りやすく、日本人の感性に合った情報を発信できます。この部分が従来のメディアと異なり、ストーリーにより人々の距離感が少なくなる利点があります。
医療ソーシャル・メディアによって医療機関のように地域に密着した医療サービスを展開する場合には、地域住民や連携医療機関とのコミュニケーションのきっかけを作ったりするなど信頼構築がしやすくなります。さらに患者の生涯価値を上げる情報提供によって、医療リテラシーの向上に貢献します。
デジタルメディアの機能が一般企業では既に行きわたり、ソーシャルメディアとともに効果が認知され、よく広報やコミュニケーションの構築に使われるようになっています。理由は本当の意味で顧客(患者)とのエンゲージメントを考えるようになったからです。デジタル・マーケティングの分野で急激に発達をしています。
さらに新型コロナウィルス禍では人との接触を低減する方向にありますが、人々は接触を減らす代わりにソーシャル・メディアを利用してコミュニケーションをはかろうといています。
ソーシャルメディアの普及がもたらす変化 総務省|平成27年版 情報通信白書|SNSの利用率
デジタルメディアを利用した広報の特長
デジタルメディア、即ちホームページに加えてソーシャル・メディア、動画、メールマガジン、デジタルサイネージを使うことで、受け入れられやすいだけでなく、理解しやすい形に構成を変えることができるので、限定された患者にも届きやすい利点があります。従来の印刷物やマスメディアと異なる下記の特徴があります。
- 話題の拡散力が高い(リツイートなど)
- スマートフォンで閲覧しやすい
- 写真や動画との組み合わせ容易であり、説得力がある
- 接触の可能性が高まることで、認知も高まる
- 単なる情報と感情面などコンテクストを扱うことができる
【利用例】
- お知らせ・医療情報配信
- ホームページやソーシャル・メディアとの連携
- テキスト情報に加えてイラスト、動画で発信
- 患者間での情報共有
- 多様な患者ニーズに対応した情報配信(健康啓発等)
- 患者のインサイト(情報接点での動向分析)
弊社の提供内容
- デジタル・マーケティングで広報を強化
- ソーシャルメディア導入支援
- 最新動画活用