かかりつけ医の広報のポイント

かかりつけ医推進のために地域包括診療料と地域包括診療加算が設定されます、これにより該当する診療所(病院)は患者との関わりは従来以上に密接になります。同様に「小児かかりつけ診療料」の加算も見込まれています。

かかりつけ医になるためには、医療技術の種類、医療技術の高さ、医療サービスの充実などが必要ですが、外来診療を中心とする病院、診療所とっては大きな課題となります。従来のように「かかりつけ医」という言葉だけでなく、診療報酬加算がつくことはマーケティング戦略の転換と質の向上が求められます。同時に競争も促進されます。

外来診療に従事されている事業所は、患者との関わりが従来以上に重要となります。診療の質向上ととも患者とのコミュニケーション改善は必須です。すなわち広報により事業所の方針や医療の質を伝えることができます。かかりつけ機能強化に対する対策をお考えの方の参考になるように、広報のポイントについて記載します。

かかりつけ医にとって広報のポイントは、良い医療を提供することは必然として、従来にも増して高血圧症、糖尿病、高脂血症、または認知症患者や小児、歯科の患者のために「有益な情報」を提供し、要望を聞く姿勢を示すことです。

有益な情報とは必ずしも学術的な内容である必要はなく、かかりつけ医として予防から治療後の経過さらには慢性期疾患との付き合い方も踏まえた情報です。加えて病院、医師の考え方や理念の背景なども患者にとって関心がある情報です。このなかで特に重要なポイントは患者や地域住民に共感が得られる内容であることです。それには下記の項目が満たされたいることが重要です。

  1. 専門用語を少なくして情報が分かりやすいこと
  2. 情報発信に患者・住民が共感できる内容があること
  3. 関心を持てる内容であること
  4. 理念や方針に沿った情報発信であること
  5. あらゆるツールや機会を通じて予防や治療、取り組みなどを継続して発信、啓蒙
  6. 事実に基づいていること

医療の質向上やサービス差別化について、医療提供側の視点ではなく患者視点での情報提供が求められます。このようなことは現在でも診療中に実行していることだと思われますが、さらにホームページやソーシャルメディアで幅を拡げることが、新たな患者や患者との関係構築に有利となります。

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  1. […] かかりつけ医になるということは、患者に選ばれるということにほかなりません。医療サービスとして質の向上という条件に加えて患者や周辺医療機関との関係強化または再構築が重要 […]

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